JUJU、全人格を否定された過去 “転機”となった秘話を明かす

関連 :
歌手のJUJUが、24日放送の『A‐Studio』(TBS系)のゲスト登場。MCの笑福亭鶴瓶とJUJUはプライベートでも気心の知れた関係。番組では、「とにかくお酒が大好き」だというJUJUの破天荒泥酔エピソード、さらには現在のJUJUが出来上がるまでの秘話を明かした。
【関連】「JUJU」フォトギャラリー
「この人は、1日でウイスキー1本空けんねんで、アホちゃう?」と鶴瓶が切り出すと、JUJUは「はい。アホです。0か100かという飲み方しかできないんです」とケロリ。鶴瓶が「飲みすぎてよくコケてるらしいな」とふると、JUJUは「足首ぐにゃぐにゃなんですよ。ヒールはいて、グニャってなってもケガはしないんですよ」と意外な“秘密”を披露した。
さらにJUJUの酔っ払いエピソードは止まらず、鶴瓶が「髪を脇に持っていって “わき毛”ってやるらしいな」と明かすと、JUJUは「やります。そう考えると酔っ払うとヒドいですね」と照れる。加えて鶴瓶が「一番、注意せなあかんなと思ったのは、酔いすぎて自分のおっぱいに名前つけてたことあったよな。“キャサリン”って」と暴露すると、「酔っているときのことは、夢の中の出来事なんで、自分でもなにを言っているのか全然わかんないんですよ」とJUJU自身も爆笑。
そんなJUJUだが、JAZZシンガーを志したのは12歳のとき。18歳でニューヨークに渡り、以降10年以上ニューヨークで生活しながら音楽活動を続け、日本でのメジャーデビューを果たした。
JUJUは「年齢的なこともあるし、デビューは叶わないのかもしれないなと思ったことは山ほどある。あと、ニューヨークにいると歌が上手い人が多すぎて、自分は全然歌えてないんだなと思っていた」と振り返った。すると、鶴瓶は「歌がうまいだけでもだめ。女優さんもきれいだけではだめ。(売れるかどうかは)元から持ってるものなんやね」と諭していた。
また、自身がJAZZ好きということもあり、デビュー当時は、曲に日本語と英語を織り交ぜ、あえて日本語に聞こえないような歌い方をしていたJUJU。しかし、現在も音楽仲間である川口大輔氏から3枚目のシングル収録の時「その歌い方だと日本語の意味が伝わらない」と言われ、JUJUは全人格を否定された気持ちになったものの、「日本語を届ける」大切さに気づき、現在の“JUJU”が出来上がったという。いまでは、その歌声と詞の内容から心打たれる曲も多く女性からの支持も熱い。
最後にJUJUは、鶴瓶からの「熟せば熟すほどすごく良い歌手になる」という言葉を受け、現在発売中の新曲『PLAYBACK』と『WITH YOU』を披露。スタジオの観覧者たちは、手拍子をしながら大いに盛り上がり、そしてうっとりと聞き入っていた。