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黒島結菜、「初めて自分の作品を観て泣いた」戦後70年ドラマへの思い

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黒島結菜、『一番電車が走った』会見にて
黒島結菜、『一番電車が走った』会見にて クランクイン!

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 NHKの単発ドラマ『戦後70年 一番電車が走った』のマスコミ試写会が29日、同局にて行われ、試写会後に行われた記者会見には、キャストの黒島結菜、阿部寛、清水くるみらが登壇した。沖縄出身で、戦争を扱った作品に出演したかったという黒島は、この作品への思い入れを明かした。

【関連】『一番電車が走った』記者会見<フォトギャラリー>

 昭和20年8月9日。原爆投下のわずか3日後、焦土と化した広島の街を走り始めた路面電車。運転士は10代半ばの、電鉄会社の家政女学校で働く少女たちだ。運転士の少女や電鉄会社の社員の頑張りを通して、あの夏、広島で何が起きたのか、人々はどう生き、復興への一歩を踏み出したのかを描いたのが本作。

 同作で運転士の少女の一人・雨田豊子を演じた黒島。「難しい内容の作品でしたが、その場で感じたままに演じたいと思いました」と撮影を振り返る。本作では終戦前後の広島の街の惨状を映し出した場面が多いが、その中で生きた少女たちの青春も描く。「仲間3人で川で水浴びするシーンはお気に入りで、そのシーンが救いになっていればいいなと思います」と話す。

 ラストにはこの作品のモデルになった女性たちが登場するが、黒島は作品のモニターで「今のお2人の姿を見て涙が出ました。自分の作品を観て泣いたことはなかったのに初めて涙が出ました。この作品に関われて本当によかった」と目に涙を浮かべ語った。

 小さな頃から戦争を身近に感じる機会も多かったという黒島。「沖縄では毎年6月に戦争についてお話を聞く機会が多かったので。でも広島のことはこの作品に出会うまで詳しく知らなかった。同じように広島について詳しく知らない人にも伝わればいいなと思います」と話した。

 また電車の復旧に尽力した電鉄社員・松浦明孝役を演じた阿部も「終戦を迎えるということは、日本人にとってすべての力が抜けるような絶望的な出来事。そんな中で、前を向いて復興に向けて頑張る人たちがいた。彼らはどんな思いだったのか、今の若い人たちに伝わればいいなと思います」と思いを込めて語った。

 ドラマ『戦後70年 一番電車が走った』は、8月10日19時30分より、NHK総合で放送。

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