ケヴィン・ベーコン、砂漠版ジョーズ『トレマーズ』続編希望 出演に意欲
映画
ダンス青春映画『フットルース』（84）でブレイクし、近年は鬼気迫る悪役を演じることも多い俳優ケヴィン・ベーコンが、1989年製作モンスター・パニック・ホラーアクションで公開当時は砂漠版ジョーズとして話題を集めた『トレマーズ』の続編製作を望んでいるようだ。
【関連】異色のモンスター映画『トレマーズ』場面写真
『トレマーズ』は米ネバタ州の砂漠の田舎町を舞台に、突如出現した巨大な蛇状の地底生物“グラボイズ"と、住民達の生き残りを懸けた戦いを描いた。ケヴィンはメインキャラクターのヴァレンタイン・マッキーを演じたが、以後製作された第2弾から第4弾には出演していない。
Viceとのインタビューで同作の話になったケヴィン。自分の出演した作品を見直すことは滅多にないそうだが、「『トレマーズ』には興味があるから、ネットで借りてまた見た」と明かした。「意外にもいい映画なんだ。実際にはもうちょっと滑稽だったことを覚えている」と、CGを一切使っていない撮影当時の特撮風景の滑稽さとは裏腹に、出来上がった作品の完成度の高さに感嘆したという。
「ヴァレンタインは25年後を演じてみたいと思える唯一のキャラクターなんだ」とケヴィン。「彼は他の連中と一緒に寂れた町から離れることも出来ず、夢だけが膨らんでいくような奴だ。…でも、映画の終盤には観客は彼が行動を起こし、好きな子にキスして、たがを締めることに期待する。それが実際に起きるか、否か。僕にとってはとても興味深い質問だ。だから25年後、再び彼を見たらどうなっているか。どんな人間になっているかなと思うんだ」と、ヴァレンタインへの思い入れを語った。
現在『トレマーズ』の再映画化は企画されていないが、ヴァレンタインを主役にすればケヴィンが大手を広げてオファーを待っている可能性大だ。
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