『グーニーズ』ロケ地の家主、 マナーのないファンに怒りのメッセージ

カルト的人気を誇る80年代の映画『グーニーズ』のロケ地となったオレゴン州・アストリアにある家屋の家主が、マナーのないファンの行動に辟易し行動に出た。家屋をブルーシートで覆い、『グーニーズ』ファンが散らかすことを理由に、訪問者に対して立ち去るよう求めるメモを残したのだ。
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30年前に撮影されたのどかなロケ現場を訪れるファンの中には、煙草の吸い殻や様々なゴミを捨てて行く人が多く、家主は我慢の限界に達した。地元メディアKGWの推測では、訪問者数は毎日約1,500名にのぼるという。
家主のメモでは「考えてもみて。家を買って、お金をかけて、直して、時間と愛を注いで。そうしたらアストリア市が宣伝して、何十万もの人が家の前に来て眺める様になった。家の前の私道には1,000人を越える人が毎日来る。ほとんどは優しくていい人だけど、そうではない人も大勢いる」と怒りのメッセージが綴られている。
アストリア市は『グーニーズ』との繋がりを観光目的で頻繁にPRしており、去る6月30日は映画30周年を記念した「グーニーズ デイ」が祝われていた。