佐々木希、比嘉愛未、ミムラが三姉妹役で映画共演 北陸舞台に「家族の絆」描く

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2016年5月公開の映画『カノン』で、佐々木希、比嘉愛未、ミムラが三姉妹を演じることがわかった。本作は、富山県黒部市、石川県金沢市など北陸の町と東京を舞台に、三姉妹と母親との絆を描く物語である。
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本作は、金沢・富山・東京に別々で住む三姉妹が、祖母の葬式で集まった際に、「死んだ」と聞かされていた母親の真実を知るところから、それぞれ等身大の悩みと向き合い、自分たちの前に立ちはだかる人生に勇気を持って一歩を踏み出していくストーリー。
監督は前作『リトル・マエストラ』で高く評価された雑賀(さいが)俊朗。脚本は漫画原作者としてデビューし、雑賀監督の『チェスト』で映画脚本を手がけた登坂恵里香のオリジナルだ。
三女・岸本茜を演じる佐々木は、撮影に向け「初めて訪れる富山県黒部市と、以前撮影で訪れたことのある石川県での撮影が今から楽しみです」と明かし、「気持ちの良い風景を感じ、美味しい空気の中で、ミムラさんと比嘉さんと息を合わせながら伸びやかに演じられるよう頑張ります」と意気込みを語る。
次女・岸本藍役の比嘉は、本作について「この脚本を読ませて頂いて、本気で家族と向き合いたい!と感じ、切なく暖かい気持ちになれました」と感想を述べ、「生まれて初めてのピアノへの挑戦も大きな見せ場の一つなので、ぜひ多くの方に観て頂きたいです」とアピール。
また長女・宮沢紫役のミムラは、個人的にロケ地の下見を行ったそうで「車窓からの景色も素晴らしく、撮影が楽しみです。現地の空気を活かして三姉妹を演じたいと思います」とコメント。「大人になれば無条件に強くなれると考えがちですが、実際には弱い部分や過去からの傷を具に見つめられるようになるのが“大人”かなと感じる今。この作品に込められた想いが沢山の方の心に反響するよう尽力致します」と心境を語った。