大泉洋、「1年で一番笑わせられるのはコイツら」TEAM NACS“愛”を語る

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大泉洋、安田顕らによる5人組演劇ユニット「TEAM NACS」。大阪公演を皮切りに、全国8ヵ所をめぐる第15回公演『悪童』が、26日、トリを飾る東京公演をスタートさせた。6万3000人動員のチケットは即日完売し、いまやもっともチケットの取れない演劇ユニットとなった「TEAM NACS」が、上演直前に、前述のふたりのほか、リーダーの森崎博之、音尾琢真、戸次重幸の全員で囲み取材に応じた。
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「TEAM NACS」は、過去14回の舞台においてリーダー森崎を筆頭に、メンバーの誰かがかならず作・演出を務めてきた。今回は、脚本に『リーガルハイ』の古沢良太、演出にマギーと外部の風を取り入れ、とある場所に集まった中学の同級生5人の記憶にまつわる、古沢脚本らしい二転三転の人間ドラマを見せていく。
大泉が「一流の脚本家、演出家とやってみたいという思いはずっとあった」と話すと、他のメンバーも口々に「非常にやりやすい」と賛同。「TEAM NACS」のほとんどの作品を手掛けてきた森崎は「これまで私が脚本を書くと、皆からいろんな意見が出て、肝心の芝居の稽古まで進まないことが多かったんですが、今回は非常にスムーズ。評判も上々。正直、フクザツです!」と吐露しつつ、「おじいちゃんになるまで、この5人でやりたい」と言い切った。
また「TEAM NACS」は来年20周年。いまやそれぞれに引っ張りだこだが、5人が揃う公演を、音尾は「まぁ、ビジネスのひとつです。でもその中でも一番大事な仕事です」と明かし、大泉も「親友を聞かれて名前は挙げないけれど、1年で一番笑わせられるのはコイツらなんですよね、悔しいことに」とチーム愛を覗かせていた。
なお9月6日の千秋楽には、全国67の映画館でのライブビューイング(生中継)が決まっている。
TEAM NACS第15回公演『悪童』はEX THEATER ROPPONGIにて9月6日まで上演。