池松壮亮×菅田将暉、W主演映画『セトウツミ』オール大阪ロケ終了

関連 :
「別冊少年チャンピオン」にて連載されている人気コミックの実写映画『セトウツミ』(2016年公開)。約2週間にわたる大阪府堺市でのロケが無事終了し、クランクアップを迎えたW主演の池松壮亮と菅田将暉、そして大森立嗣監督からコメントが届いた。
【関連】池松壮亮×菅田将暉主演『セトウツミ』撮影風景<フォトギャラリー>
本作は、主人公の瀬戸と内海の男子高校性2人が、放課後の河原でまったりと喋るだけ、というユニークな作風の同名コミックが原作。クールなメガネの内海役・池松と、天然なツンツン頭の瀬戸役・菅田が、劇中、関西弁でしゃべくり倒す。学校のマドンナ的存在のヒロイン・樫村一期役は中条あやみがキャスティングされている。
夏が過ぎた10月3日にクランクインしたが、メインのロケ地となる河原は日差しを遮るものが無く、夏のような暑さの中撮影が行われた。地元の女子高生が大勢見物に来る盛況ぶりだったが、大きな混乱もなく、大森組のチームワークの良さもあって、現場の雰囲気は終始穏やかだったという。
池松は「あっという間でした、本当に1本映画撮れたのか?って思うくらい」と実感がわかない様子で、「毎日楽しく穏やかに過ごすことができました。初めての大森組は本当に楽しかったです。完成楽しみです!」と感無量の様子。大阪府出身の菅田も「たくさん、良い思い出ができました。また、お会いしたい人にもいっぱい出会えて、感謝しております」と撮影を振り返った。
ほぼ全編、池松と菅田の関西弁による会話劇を手掛けた大森監督は「池松くん、菅田くんはとても素直で繊細で、45歳の僕が忘れかけていたことを沢山思いださせてくれました。それが丸ごと『セトウツミ』の世界のようでした」と手応えを口にした。