<TIFF2015>本田翼、着物姿でレッドカーペット 佐藤浩市の手料理を絶賛

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「第28回東京国際映画祭」レッドカーペットイベントが22日に行われ、映画『起終点駅 ターミナル』の佐藤浩市と本田翼が出席。同作が映画祭のクロージング作品に選ばれたことについて、佐藤は「名誉なことです。日本の映画らしい作品です」と喜びを語った。
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『起終点駅 ターミナル』は、北海道在住の直木賞作家・桜木紫乃が2012年に発表した同名短編集を原作に、『小川の辺』などで知られる篠原哲雄がメガホンを取った感動作。釧路を舞台に、男と女の出会いを経て再生していくさまを描き、初共演の佐藤と本田は歳の差30歳の淡いラブストーリーを繰り広げる。
シックなタキシードで登場した佐藤は、過去の苦い出来事を引きずる55歳の弁護士・鷲田役を熱演し、役どころについて「身につまされるものがあった」と回想。華やかな着物姿を披露した本田は、「佐藤さんとお芝居をするチャンスをもらえ、女優として大きな経験をさせていただいた」と名優との共演に刺激を受けた様子。
また、劇中で佐藤が手際よく料理を作る場面があるが、意外にも「料理は全部自分が作りました!」と明かす佐藤。本田も「とってもおいしかったです」と佐藤の手料理を絶賛していた。
映画『起終点駅 ターミナル』は11月7日より全国公開。「第28回東京国際映画祭」は10月31日まで開催。