舞台『ハリー・ポッター』、主人公はハリーの息子

英国人作家J・K・ローリングの大人気小説『ハリー・ポッター』の舞台化のタイトルが 『Harry Potter and the Cursed Child(原題)』に決定し、ハリーの末っ子の息子が主人公であることが分かった。
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「ハリー・ポッター」シリーズのニュースや関連情報を扱うJ・K・ローリング公式のサイト、ポッターモアにて発表された内容によると、舞台は全7章からなる小説の続編として製作されるという。
ストーリーは、3人の父親となり魔法省で休む間もなく働くハリーが、過去の名声に苦悩し、葛藤、拒絶を繰り返す。そしてハリーの末息子・アルバスは由緒ある家系という望まない重みに悩まされるというもの。ハリーの“その後の未来”を描く一方で、物語の起源までさかのぼるという。
脚本はローリングのほか、トニー賞受賞歴を持つ演出家ジョン・ティファニーとテレビシリーズ『FADES/フェーズ』などを手掛けるジャック・ソーンが担当。ローリングは「この舞台は素晴らしいスタッフが集まったことで実現しました。舞台を観た人たちが、なぜ私たちがこのストーリーを描きたかったのか理解してくれると、自信を持って言えます」と語っている。
30名以上に及ぶとされるキャストは今後発表。2016年の夏、ロンドンで上演される予定だ。