西川きよし、新婚・千原ジュニアにエール「幸せにしたらなあかん」

フランス映画『エール!』の公開直前イベントが29日、都内にて行われ、芸能界きってのおしどり夫婦である西川きよし&ヘレンがそろって出席した。結婚生活約50年という2人は、結婚ラッシュに沸く芸能界の新婚さんたちへ「お互いに支え合って、助け合わないと」とアドバイスを送った。
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本作は、フランスを舞台に耳の聞こえない父、母、弟と唯一耳の聞こえる長女との家族の絆を描いた感動作。69歳になる西川は「本当に良い映画だと思います。この時期に観られて良かった。初心に返るというか、いろんなことを考えさせられる。面白いし、泣くし、まるでぼくの人生のような映画。もっと頑張らねばという気持ちにさせてもらった」と自分の人生になぞり本作の感想を語る。
一方、ヘレンも「クスッと笑えたり、ハラハラしたり…。何度も涙がいっぱい溢れました。家族の絆や愛が描かれていて、家族についてもう一度深く考えさせてもらいました。何があっても家族ですね」と思い入れたっぷりな様子。また、主人公のポーラを「私の若い頃に似てる気がして…」と続けると、西川が「そりゃ、向こうのほうが綺麗やろ」と突っ込み、笑いを誘う場面も。
愛妻家で知られる西川は今もヘレンに「大好きや」と言葉にしているという。そんな西川は、結婚ラッシュに沸く芸能界、新婚の彼らに向けて「お互いに助け合って支え合わないと…。喧嘩したときは『ごめんな』とすぐ謝ること」と夫婦円満のアドバイス。また、吉本の後輩芸人の千原ジュニアから「もうすぐ結婚します」と電話で報告をもらったという西川は「幸せにしたらなあかんよ」とエールを送ったことを明かしていた。
本作は、昨年12月にフランスで公開され、4週連続1位、12週連続トップ10入りという大ヒットを記録。メガホンを取ったのは、エリック・ラルティゴ監督。主人公ポーラ役に抜擢されたルアンヌ・エメラの美しく力強い歌声に注目。10月31日より全国公開。