小泉今日子&二階堂ふみ、母娘役で初共演

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小泉今日子と二階堂ふみが、映画『ふきげんな過去』でW主演を務め、母娘役で初共演を果たすことがわかった。メガホンをとるのは三島由紀夫賞と向田邦子賞の受賞で注目を集める前田史郎監督で、『ジ、エクストリーム、スキヤキ』から満を持して挑む完全オリジナル脚本の監督第二弾作品となる。
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劇作家・小説家・シナリオライター・映画監督とジャンルを超えて多彩に活躍するマルチクリエイター前田史郎が手掛ける映画『ふきげんな過去』は、北品川を舞台に小泉演じる死んだはずの未来子と、二階堂演じる女子高生の果子とのひと夏の物語が描かれる。
小泉は、未来子という役柄について「心の中にエキセントリックなところがある不思議な役柄でした」と説明し、「数ミリ宙に浮いているような不思議な世界観のなか、宝島を目指す夏休みの冒険のような物語で、私はファンタジー映画だと思っています」と自身の解釈を明かす。また、初共演の二階堂については「演じている時のプロフェッショナルなところと、21歳の素のままの女の子が共存していてとても嬉しかったです」と印象を語った。
一方、二階堂は小泉との初共演については、「小泉さんは“素敵”という言葉が何より似合う方だと、現場で感じていました。美しくて儚くて強いお母さんと過ごした一時を、果子はこの先も追いかけ続けていくのかな、と思いながら」と役柄の心境を踏まえつつ、自身の胸中を言葉にした。
映画『ふきげんな過去』は2016年夏、テアトル新宿ほか全国ロードショー。