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全米映画評論委員会賞、作品賞は『マッドマックス 怒りのデスロード』

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全米映画評論員会賞の2015年作品賞は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
全米映画評論員会賞の2015年作品賞は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(C)AFLO

 来年1月に入ると米アカデミー賞のノミネートが発表されるが、そのアカデミー賞の前哨戦と言える全米映画評論員会賞が現地時間1日に発表され、トム・ハーディが新生マックスを演じたジョージ・ミラー監督作『マッドマックス 怒りのデスロード』が2015年の作品賞に選出された。映画『クリード チャンプを継ぐ男』(12月23日日本公開)でロッキー役に返り咲いたシルヴェスター・スタローンは、助演男優賞を獲得した。

【関連】『マッドマックス 怒りのデスロード』場面写真

 荒廃した砂漠の世界を舞台に、妻子を亡くした元警官マックスが女戦士フュリオサ(シャーリーズ・セロン)と共に独裁者に立ち向かうアクション大作『マッドマックス 怒りのデスロード』(15)。製作時にはトラブルが続き公開が遅れたが、蓋を開けてみると観客、批評家ともに評価が高く、アカデミー賞を狙えると囁かれている。

 監督賞は火星に独り取り残された宇宙飛行士のサバイバルを描くSF大作『オデッセイ』(2016年2月5日日本公開)のリドリー・スコットが受賞。同作からはほかに、主人公マークを演じたマット・デイモンが主演男優賞、ドリュー・ゴダードが脚色賞に輝いている。

 脚本賞は全米公開前だが、異色西部劇『The Hateful Eight(原題)』のクエンティン・タランティーノ監督が受賞。同作からは、ジェニファー・ジェイソン・リーが助演女優賞を獲得した。

 全米映画評論員会賞の授賞式は現地時間2016年1月5日に開催予定。主要受賞作品・受賞者は以下の通り(抜粋)。

作品賞:『マッドマックス 怒りのデスロード』
監督賞:リドリー・スコット『オデッセイ』
主演男優賞:マット・デイモン『オデッセイ』
主演女優賞:ブリー・ラーソン『Room(原題)』
助演男優賞:シルヴェスター・スタローン『クリード チャンプを継ぐ男』
助演女優賞:ジェニファー・ジェイソン・リー『The Hateful Eight(原題)』
脚本賞:クエンティン・タランティーノ『The Hateful Eight(原題)』
脚色賞:ドリュー・ゴダード『オデッセイ』
最優秀アニメーション賞:『インサイド・ヘッド』
最優秀演技賞:エイブラハム・アッター『ビースト・オブ・ノー・ネーション』&ジェイコブ・トレンブレイ『Room(原題)』
外国語映画賞:『サウルの息子』
最優秀アンサンブル賞:『マネー・ショート 華麗なる大逆転』

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