『SW』ジョージ・ルーカス 批判避けるため15年間インターネット使わず

ジョージ・ルーカスが、2000年からインターネットを使っていないと告白した。The Washington Postとのインタビューで、彼はフェイスブックやツイッターのみならずEメールさえも使わないと話し、理由としては一部「私自身や私の映画に関する悪いことを目にしないため」でもあるとした。
【関連】【関連】『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』フォトギャラリー
ルーカスが携わってきた『スター・ウォーズ』シリーズの歴史は、ルーカスが熱狂的なファンからの批判と戦い続けた歴史でもある。例えば『スター・ウォーズ』(77)でハン・ソロがグリードに遭遇し、グリードに撃たれた場面だ。
このシーンは一部の熱狂的なファンの間では「冒涜するようなシーン」とされたと同紙は伝える。一方、ルーカスは「神話的な考え方をしていた。ハン・ソロはカウボーイか?それともジョン・ウェインか?私はジョン・ウェインだと思った。そして彼だったら先に銃を撃つなんてことはしない。相手に撃たせてあげるんだ。これは私たちが社会に望む、神話的な現実だ」とコメントしている。
その後『スター・ウォーズ』続編は次々と公開され、1999年から2005年までの興行収入は25億ドル(約3,067億円)にものぼる。しかしその間も一部のファンから批判は続いた。ルーカスへの批判的なファンはその後も影が薄れることなく、ドキュメンタリー映画『ピープルVSジョージ・ルーカス』まで登場した。
最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(12月18日公開)はルーカスが作品を手放してから製作された初の作品だ。製作から離れたことに関しルーカスは「誰かと共同製作なんてありえない。自分で指揮をとるか、そうでないか、それだけだ」と語っている。