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最凶の問題作『マーターズ』ハリウッド版公開決定 地獄絵図のような予告解禁

映画

『マーターズ』(16)場面写真
『マーターズ』(16)場面写真(C)Farmhouse Basement,LLC 2015

 「痛すぎる映画」「物議を醸す映画」ランキングに選出された最凶の問題作であり、世界中で賛否の嵐を巻き起こしたパスカル・ロジェ監督による究極の残酷ホラー『マーターズ』。フレンチ・バイオレンスホラーのハリウッドリメイク版の日本公開が決定、衝撃的な予告編も解禁となった。

【関連】ハリウッドリメイク版『マーターズ』場面写真

 日本では2009年に公開されたオリジナル版『マーターズ』はフランスが舞台。拷問と虐待を受けた監禁生活から逃れた少女リュシーが15年後に復讐を果たし、ある一家を猟銃で惨殺するが、その惨事を機におぞましい真相が残酷な描写と共に明らかになるというもの。

 リメイクは『レヴェナント:蘇えりし者』の共同脚本を務めたマーク・L・スミスが脚本を執筆、映画『デッド/エンド』(14・未)のケヴィン&マイケル・ゴーツがメガホンを取った。製作は『パラノーマル・アクティビティ』『インシディアス』のジェイソン・ブラム。キャストは海外ドラマ『プリティ・リトル・ライアーズ』のトローヤン・ベリサリオや『グレイズ・アナトミー』のケイト・バートン、『トゥルーブラッド』のベイリー・ノーブルなど。

 リメイク版のゴーツ兄弟監督によると、オリジナル版に匹敵する暴力描写はないものの、オリジナル版よりも一般に受け入れやすい描写の中で限界に挑んだという。

 予告編では女性が鎖に繋がれ、猿ぐつわをされた痛々しい姿が映し出される。壮絶な拷問シーンなど血生臭い地獄絵図のような場面が続くが、どのようなアレンジが利いているのか。倫理感を逆撫でする残酷描写、報われない理不尽なラスト、既存の映画を超えた熱狂的な反響など、物議を醸した『マーターズ』はリメイクでどのように生まれ変わったのか要注目。

 ハリウッド版リメイク『マーターズ』は、2016年1月26日より、「未体験ゾーンの映画たち2016」で公開。2016年1月22日(現地時間)よりアメリカで地域限定公開。

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