ジェイク・ギレンホール、人民寺院の教祖ジム・ジョーンズを描くドラマを製作へ

映画『ブロックバック・マウンテン』(06)や『ナイトクローラー』(15)、『エベレスト 3D』(15)など話題作に出演し続ける人気俳優ジェイク・ギレンホールが、テレビドラマの製作に乗り出すという。自身の製作会社ナイン・ストーリーズ・プロダクションズを従え、毎回異なるカルト教団の関係者に焦点を当てるリミテッドシリーズを製作するそうだ。
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Varietyによると、米A&E局で製作されるシリーズの第1弾では実在したカルト教祖ジム・ジョーンズを描くという。ジョーンズ率いるカルト教団、人民寺院はインディアナ州からカリフォルニア州へと移動。1970年代半ばには南米のガイアナへ拠点を移し、信者は通称ジョーンズタウンという共同体の中で生活を営んでいた。しかし1978年、ジョーンズの引き金により、調査に訪れていたレオ・ライアン米議員と複数の記者、そして300人以上の児童を含む900人を超える信者が、シアン化物による集団自殺と殺人で命を落とすという大惨事が起きた。
ドラマはジョーンズが導いた人民寺院の内幕とジョーンズが遂げた変貌を中心に描くことになるという。ジェイクは仕事上のパートナーで映画『キッズ・オールライト』(11)を制作したリーヴァ・マーカーと共に製作総指揮として名を連ねるが、現時点で出演は決まっていない。ジェイクはこれまで『エンド・オブ・ウォッチ』(13)や『ナイトクローラー』などの映画作品で製作に携わってきたが、テレビドラマをプロデュースするのは今回が初めてになるという。