ダニエル・ラドクリフ、アカデミー賞ボイコットの動きに言及「すでに効果が出ている」

人気シリーズ『ハリー・ポッター』のハリー役で知られる俳優ダニエル・ラドクリフが、アカデミー賞の主要部門に白人以外の候補者がいないことで巻き起こったアカデミー賞に対する不満や授賞式ボイコットへの動きについて言及、「すでに効果が出ている」と語ったという。
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監督のスパイク・リーや女優ジェイダ・ピンケット=スミスらがアカデミー賞授賞式に出席しないと表明した、アカデミー賞に反映される人種問題。ダニエルはE!Newsとのインタビューで、「アカデミー協会が自分達の方針を変更するという対応を見せているから、すでに効果が出ているんじゃないかな」と語り、同協会がアカデミー会員の有色人種と女性の割合を2倍に増やすよう努力すると発表したことに触れた。アカデミー会員はアカデミー賞の候補や受賞者を決める一票を投じる権利がある。
「僕達がいる業界はリベラルで革新的だから、もうそんなことを話す必要がなくてもいいはずなのにね。口先だけでなく実行しないといけない」と、リベラルな業界でも人種や性別でいまだに格差があることを認識し、状況の改善を望んでいることを示したという。