『攻殻機動隊』ハリウッド実写版、ディズニーからパラマウント配給へ

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主演を務める女優スカーレット・ヨハンソンが、2016年初頭から撮影が始まる予定と話していた『攻殻機動隊』ハリウッド実写版。北米の配給が米ディズニーから米パラマウント・ピクチャーズに移行し、2017年3月31日の全米公開予定が取り下げられたことが明らかになった。しかし案ずることなかれ。パラマウント・ピクチャーズの配給になっても予定通り、2017年3月31日の全米公開が見込まれているという。
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配給か移行した理由は不明。家族向けのディズニーからパラマウントに移ったことで、原作に近い過激な描写をより実現しやすくなったのではとの憶測が飛んでいる。『攻殻機動隊』ハリウッド実写版は米ドリーム・ワークスが製作、パラマウント・ピクチャーズは共同出資として既に名前を連ねていた。
サイボーグ技術が発展した近未来の日本を舞台に、公安9課の草薙素子を隊長とする攻殻機動隊の活躍を描く士郎正宗原作の人気SFコミックが、どんなアレンジや新解釈を加えられてハリウッド実写化されるのかは依然、不明のまま。脚本は最終的に、映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』(15)のジョナサン・ハーマンが完成させると伝えられた。
監督は映画『スノーホワイト』(12)のルパート・サンダーズが務める。スカーレットほか、映画『LUCY/ルーシー』(14)のピルー・アスベックや映画『マレフィセント』(14)のサム・ライリーが出演するという。