グウィネス・パルトロウ、17年間ストーカー被害に 裁判所で証言台に立つ

映画『アイアンマン』シリーズでペッパー役を演じている女優グウィネス・パルトロウが8日、ロサンゼルスの裁判所で行われた自身のストーカーに対する審問で証言台に立った。精神病を患っているとして2000年に行われたグウィネスのストーカー容疑に対する裁判では無罪となった男性は、裁判のあと数年間に渡り精神病院に入院していたという。
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その男性は退院後、再びグウィネスに対し66通の手紙を2009年から2015年にかけて送りつけていたそうで、グウィネスはこれに気分を害されたとしている。また、男性はグウィネスに対するストーカー行為を17年間に渡って続けていると言われているが、すべての告発を拒否している。
グウィネスの法廷での証言の中には、手紙の他に1999年にはイヤリングやわいせつな文書なども送りつけられており、ある文書の中には「グウィネスの罪を外科用メスで切除したい」といった内容も含まれていたもののほか、結婚を迫る内容のものもあったようだ。
副地方検事のウェンディ・セガール氏はダンテがグウィネスを不安におとしいれたとする一方で、男性の弁護人は「男性はグウィネスに手紙を送っただけで、最近のものにわいせつな内容は含まれていない」と主張している。この裁判は引き続きロサンゼルスの裁判所で続いていくことになるようだ。