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アンジェリーナ・ジョリー「子供は欲しくなかった」、心境の変化が起きた理由とは?

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幼い頃のマドックスとアンジェリーナ・ジョリー
幼い頃のマドックスとアンジェリーナ・ジョリー (C)AFLO

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 俳優の夫ブラッド・ピットと共に6人の子供を育てる人気女優アンジェリーナ・ジョリーが、子供を持ち母親になるとは思ってもいなかったことを明かし、カンボジアでの経験が大きな転機になったと語ったという。

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 カンボジアで監督を務める新作『First They Killed My Father(原題)』を撮影中のアンジェリーナはAP通信とのインタビューで母親になる気が無かったことを明かした。2001年のアクション映画『トゥームレイダー』でカンボジアを初めて訪れ、人道支援に目覚めたアンジェリーナは国連に連絡を取り、カンボジア難民について学び、2001年に親善大使に就任した。

 活動の一環でカンボジアに戻ったアンジェリーナ。「妙だった。私は絶対、子供が欲しくなかったし、妊娠したくなかった。子供の面倒を見たことは一度もなかったわ。母親としての自分を想像したことはなかった」と笑いながら当時を振り返ったという。しかし学校で子供達と遊んでいる時に心境の変化が訪れたそうだ。アンジェリーナは「自分の息子がこの国のどこかにいると急に鮮明に分かったの」と説明した。

 2002年にマドックスを養子にしたアンジェリーナはその1年後、カンボジアにマドックスの名前を付けた財団を創設。以来、田園部における医療、教育、保護プロジェクトを支援しているという。1970年代にクメール・ルージュによる虐殺の恐怖を体験した生存者の実話をベースにした新作には、現在14歳になるマドックスも裏方として参加している。

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