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マイケル・ムーア監督、今度は米政権と共謀?最新作『世界侵略のススメ』公開

映画

マイケル・ムーア監督、最新作『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』が5月日本公開
マイケル・ムーア監督、最新作『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』が5月日本公開(C)2015,NORTH END PRODUCTIONS

 マイケル・ムーア監督のドキュメンタリー映画最新作『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』が、5月に日本公開決定となった。銃規制、対テロ戦争、医療保障、資本主義など、アメリカ国内に巣食うタイムリーな問題を取り扱ってきたムーア監督だが、今作では“世界侵略”に焦点をあてている。

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 ムーア監督といえば、超過激なアポなし突撃取材と歯に衣着せぬ物言いで、社会問題を独自の視点で一刀両断し、『ボウリング・フォー・コロンバイン』で米アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞、『華氏911』でカンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞するなど、国内外を問わず大絶賛の評価を得て一躍巨匠の仲間入りを果たした存在。

 しかし今回は、アメリカ国内ではなくついに世界へと旅立つ。しかも、これまで一貫して批判してきたはずの権力の片棒を担ぎ、なんとアメリカの “侵略”政策に参加してしまう。彼に課せられたミッションは、侵略する国に存在する「あるモノ」を根こそぎ略奪しアメリカに持ち帰ること。なぜムーア監督は“侵略者”となったのか?もう昔とは違うのか?「あるモノ」とは何なのか?そして、真の目的とは?

 “侵略”する先々で知ることになる事実、ちりばめられたブラック・ユーモア、予定調和で終わらない過激な行動。アメリカ人だけでなく、我々日本人も、そして世界中の誰が見ても驚きと笑いと感動を隠せない、ムーア監督の集大成とも言える本作。今まで彼が取材し、悩み、問いかけ、追い求めてきた全ての答えがここにある。現代に生きる全ての人に捧ぐ、“世界侵略”ドキュメンタリーに注目したい。

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