デヴィッド・ボウイ、妻への遺産は56億円 2人の子供とスタッフらも相続

1月にがんで他界した歌手デヴィッド・ボウイの妻イマン・アブドゥルマジドは5000万ドル(約56億円)の遺産を受け取ることになるようだ。ボウイと24年間の結婚生活を送っていたイマンは、マンハッタンにあるマンションなどを含めたほとんどの物件を相続するという。
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また、2人の娘であり現在15歳のアレクサンドリアは25歳になった時に、そして、前妻アンジー・ボウイとの間にもうけた息子ダンカン・ジョーンズは間もなく、それぞれ2500万ドル(約28億円)ずつを相続。ほかにも、ボウイの長年のスタッフなどにも遺産の一部が渡るそうだ。
ボウイをよく知る演出家のイヴォ・ヴァン・ホーヴェは、“マイホームパパ”であったというボウイが生きるために必死に戦っていたと以前に明かしていた。「彼が本当に死にたくないんだなということを心から感じたよ。死なないための戦いではなく、生きるための戦いだったんだ」「そして彼にとって生きるということは、“本当の家族思いの人間である” ことだったんだよ。彼は家に帰って、娘と妻、家族といることが大好きだったんだ」と、惜しまれながら亡くなったボウイの生前について語った。