マイケル・ダグラス、映画史に刻む狂気の怪演 『追撃者』予告解禁

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作家ロブ・ホワイトによる、エドガー賞受賞の傑作スリラーをマイケル・ダグラス主演で映画化した『追撃者』の予告編が解禁となった。予告編では、これまでに見たことのないダグラスの、狂気に満ちた怪演が映し出されている。
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本作は、アメリカ南西部の広大な砂漠を舞台に、捕食者と獲物の異常な「マンハンティング(人間狩り)」を描いたスリラー。原作を気に入り、主演だけでなく製作としても参加しているダグラスが演じるのは、狙撃銃を片手にマティーニを楽しんだかと思えば、銃を乱射してダイナマイトを投げつけるサディスト。ダグラスは「私が演じたのは、西海岸のゴードン・ゲッコー(『ウォール街』の役名)だ」と自ら語るほど、熱の入った演技を見せる。
また、砂漠ガイドで、ダグラス演じるマデックに狙われる青年ベン役を、『戦火の馬』のジェレミー・アーバインが演じる。
解禁された予告編は、「映画史に刻まれる新たな怪物〈モンスター〉」という衝撃的なテロップから始まる。そして、ガイドのベンとともに砂漠を訪れた、ダグラス演じるマデックは、銃を手にした瞬間に豹変。「獲物が怖がるから狩りたくなる」と不気味に語り、突然、崖上の人影に発砲したかと思えば、ガイドのベンに銃口を向け、「服を脱げ」と命令する。見渡す限りの広大な砂漠の中で、裸のベンを獲物にした人間狩りが始まる…。これまでのダグラスのイメージを覆すかのような、名優の怪演に注目だ。
映画『追撃者』は5月14日よりシネマート新宿ほかで全国順次公開。