『マッドマックス』シャーリーズ・セロン、トム・ハーディと撮影時の不仲を告白

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ジョージ・ミラー監督の2015年の話題作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で、主人公マックスと共に独裁者イモータン・ジョー率いる凶悪集団に戦いを挑む女戦士フュリオサを演じた女優シャーリーズ・セロンが、主演俳優トム・ハーディとの不仲をWSJに語った。シャーリーズいわく、2人の仲が良かったら、映画は不出来だったかもしれないという。
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以前にもトムとの不仲を認めたことのあるシャーリーズ。WSJとのインタビューでは「聞く話だと、彼(トム)ってどの映画でもそういうわけではないそうね。万事よくいくこともあるそうよ」と笑いながら切り出し、「映画に表れているのかも。だって私達、お互いに本当に相手の扱いに苦労したもの。映画のキャラクターもお互いに衝突せざるをえない状況だったでしょ。私達の仲が良かったら、作品はよくなるどころか10倍酷かったかもしれない」と持論を展開した。
トムとシャーリーズはお互いに相手をリスペクトしつつ、かなり激しく衝突したらしいが、そんな仲の悪さが奏功し(!?)、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は今年のアカデミー賞で6つのオスカーに輝いた。ミラー監督は映画の中でマックスとフュリオサが最初に出会う時、「2人はお互いを殺そうとする勢いだ。必要に迫られ渋々、手を組み、そんな中でお互いを信頼する必要があった。トムとシャーリーの関係もある程度、同じような道を辿ったのかもしれない」と分析しているという。