『ジャングル・ブック』主演は“演技未経験” 2000人から選ばれたカリスマ性に注目

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ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年モーグリを主人公に、自然の掟とともに雄々しく生きる者たちの愛や憎しみ、喜びや悲しみを謳いあげたディズニーの感動作『ジャングル・ブック』(8月11日公開)。本作でモーグリ役を演じるのは、世界中の2000人の子供たちの中から選ばれたのは、なんと“演技経験ゼロ”の新人であることが明かされた。
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本作では、実写もアニメーションも超えた最先端の映像テクノロジーによって、モーグリ以外は動物も大自然もすべてがCGを駆使し表現。現実以上にリアルでありながら、現実世界には決して存在しえない“人間味”あふれる動物たちや、息をのむほど美しいジャングルを描いている。
つまりモーグリは、物語に登場する唯一の“人間”。各シーンで描かれる“自分以外の要素”を頭の中でイメージしながら演じなければならないかった。そんな難役に選ばれたのは、何と一度もプロとして演じたことがない12歳のニール・セディ。メガホンをとるジョン・ファヴロー監督は、「彼を見た瞬間に、1967年のアニメーション版のモーグリと、心理的にも身体的にも同じクオリティを感じたのです」と、ニールを探し出した当時を振り返った。
キャスティングディレクターのセーラ・フィンも「ニールは、モーグリのハートとユーモアと大胆さを体現しています。私たち全員が、彼の生来的なカリスマ性と本能に飛びついたのです」とコメント。幼い心で真摯に自分の本当の居場所を模索し、信念のために毅然と戦う小さな主人公モーグリ=ニールに注目だ。