『リトル・マーメイド』、ディズニーで実写企画が浮上か

エマ・ワトソン主演『美女と野獣』実写版の予告編が『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』予告編の初日再生回数を塗り替えて話題になっている米ディズニーが、1989年のアニメーション映画『リトル・マーメイド/人魚姫』を実写化する企画を検討しているとDeadlineが伝えた。
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ディズニーでは現在、ディズニーアニメーション『眠れる森の美女』(60)の悪い魔女マレフィセントを主人公にしたアンジェリーナ・ジョリー主演のヒット『マレフィセント』続編、1941年の『ダンボ』や1960年の『101匹わんちゃん』の悪女クルエラを主人公にする『Cruella(原題)』などの実写映画化を進めている。それに加えて現在、上層部が『リトル・マーメイド/人魚姫』実写企画を進めるか検討しているとのことだ。詳細は不明だが当初の協議では大物プロデューサーの名前も挙がっていたという。
アニメーション『リトル・マーメイド/人魚姫』はアンデルセン童話『人魚姫』をベースに、人魚のアリエルが人間の王子エリックに恋をし、悪役アースラに邪魔されながら仲間に助けられ恋を成就するという原作とは異なるハッピーエンディングになっている。
ディズニーはアニメーションの実写映画化で成功を収めており、本国アメリカでは4月に公開された『ジャングル・ブック』(日本公開は8月11日より)が5月31日現在、世界興行収入約8億7900万ドル(約975億9500万円)を叩き出す大ヒットとなっている。
『リトル・マーメイド』の実写化が決まれば、公開時期や配役も気になるところだろう。現在、米ユニバーサル・ピクチャーズのもと『人魚姫』実写版が制作されている。同作では映画『キック・アス』シリーズのクロエ・モレッツがヒロインを演じる。監督は降板したソフィア・コッポラに代わり、映画『エレクトリック・チルドレン』(未・15)で注目されたレベッカ・トーマスがメガホンを取る。