名探偵ピカチュウが活躍! 『ポケモン』ハリウッド実写映画化が始動

海外で先行リリースされた任天堂のスマホアプリゲーム「ポケモンGO」が空前のヒットとなり、社会現象にもなっているが、遂に“ポケットモンスター”がハリウッドで実写映画化される。『パシフィック・リム』(13)や、ハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』(14)などを手掛けた米レジェンダリー・ピクチャーズが着手することを認めたと、DeadlineやThe Wrapなどの海外メディアが伝えた。
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多数の映画製作会社が映画化権の争奪戦を繰り広げたそうだが、最終的に2016年1月、中国の大連万達グループに買収されたレジェンダリー・ピクチャーズが契約に至ったという。2017年から制作を始めるとのことだ。シリーズ化される可能性のある『ポケモン』ハリウッド実写映画化第1弾は、任天堂が2016年にニンテンドー3DSシリーズ向けにリリースしたゲーム『名探偵ピカチュウ ~新コンビ誕生~』をベースにするという。
脚本の有力候補として映画『クロニクル』(13)のマックス・ランディスの名前が挙がっているが決定はしていない。あらすじなどの詳細も不明。ゲーム『名探偵ピカチュウ ~新コンビ誕生~』は人間とポケモンが共存するライムシティという街を舞台に、“名探偵”ピカチュウが少年ティムと共に人間やポケモンから証拠や証言を集め、推理を進めるというもの。アメリカでは同ゲームが日本でリリースされると、英語版のピカチュウの声優として、映画『グッド・ショーティ』の俳優ダニー・デヴィードを推薦するファンの署名運動が起きた。
現地時間21日から開幕するサンディエゴ・コミコンでは「ポケモンGO」の開発者がパネルディスカッションに参加する予定になっている。『ポケモン』ハリウッド実写映画化についても何らかの公式発表があることに期待したい。