ドウェイン・ジョンソン、TVドラマを制作を発表 80年代のボディビル界を描く

映画『ワイルド・スピード』シリーズの肉体派俳優ドウェイン・ジョンソンが、1980年代のボディビル界を描く新ドラマ『Muscle Beach(原題)』を制作するという。ドウェインが自身のイスタグラムで詳細を発表した。
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タイトルの「マッスルビーチ」は、ボディビル発祥の地と言われる米カリフォルニア州ベニスビーチの一画。屋外に設置されたジムでは今でも筋肉隆々の人々が、ベンチプレスなどに励んでいる。
先日、元ミスター・ユニバースの人気俳優アーノルド・シュワルツェネッガーが、やはりマッスルビーチのボディビル文化を題材にした半自伝的な新ドラマ『Pumps(原題)』の制作に乗り出すと伝えられたばかりだが、シュワルツェネッガーのドラマの舞台が1970年代なのに対し、ドウェインの方は1980年代となっている。
『Muscle Beach(原題)』は米USAネットワーク局での制作となり、ドウェインは自身の製作会社セブン・バックス・プロダクションズを引っ提げ製作総指揮を務める。脚本は映画『ベスト・キッド』リブート版の第2弾の脚本を担当するジェレマイア・フリードマンとニック・パーマー。両者はドウェインと共に制作総指揮も兼任する。
ストーリーは魂を見失った者達がマッスルビーチのジムで、どんな代償を払ってでもボディビルの世界でのし上がり、アメリカンドリームを手にしようとするさまを描くという。
ドウェインは「80年代に育った者として、自分達のブランドに忠実で、かつボディビルと特異なベニスビーチ文化が栄えた象徴的な時代~80年代を深く掘り下げるドラマをプロデュースすることに興奮している。80年代はベニスビーチが魂を見失った者達で溢れかえったクレイジーな時代だった。とてもクレイジーな時代…」とコメント。シュワルツェネッガーによる似たような背景のドラマの制作が伝えられた直後とあり、年代が違うことを強調した。