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ジェームズ・キャメロン、『第9地区』監督の『エイリアン』最新作は「傑作になる」

映画

ジェームズ・キャメロン監督、コミコンで『エイリアン3』に辛口コメント※『エイリアン3』場面写真より
ジェームズ・キャメロン監督、コミコンで『エイリアン3』に辛口コメント※『エイリアン3』場面写真より(C)AFLO

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 SF映画の金字塔『エイリアン』の続編『エイリアン2』の公開30周年を記念し、ジェームズ・キャメロン監督や主人公リプリー役のシガニー・ウィーバー、ヒックス役のマイケル・ビーンら主要キャストが現地時間23日に開催されたサンディエゴ・コミコンでのイベントに集結。キャメロン監督は『エイリアン3』に辛口コメントを放ち、『エイリアン2』の直接的な続編と言われるニール・ブロムカンプ監督がメガホンをとる『エイリアン』シリーズ最新作の脚本を絶賛したという。

【関連】シガニー・ウィーバーが丸坊主になった『エイリアン3』場面写真

 『第9地区』『チャッピー』のブロムカンプ監督が脚本を執筆した『エイリアン』シリーズ最新作はシリーズ5作目となるが、1992年の『エイリアン3』と1997年の『エイリアン4』を反映させず、キャメロン監督がメガホンを取った『エイリアン2』に繋がる話になると言われている。
 
 Comicbook.comやB2Cによると、ブロムカンプ監督の脚本を読んだというキャメロン監督は、「傑作になると思う。彼に見せてもらったが、優れた脚本だ。明日にでも撮影できる出来だ」とベタ褒めしたという。また、「製作やリドリー(・スコット)の現況については何も知らないが、両方の余地があるといいね。パラレルユニバースみたいなね」と、詳細は不明だが最新作について意味深なコメントをしている。

 かねてより『エイリアン3』や『エイリアン4』について否定的だったキャメロン監督。ヒックスやニュートが死んでしまう設定が「愚かだった」と語り、「ファンに対する大きな侮辱だった」と脚本の不出来を指摘。その一方で『エイリアン3』で長編監督デビューしたデヴィッド・フィンチャーを擁護しつつ、自分たちが関与していれば回避できたと残念がったという。

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