松下奈緒、市原隼人共演 湊かなえ短編集『往復書簡』ドラマ化決定!

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ベストセラー作家・湊かなえの原作小説「往復書簡」所収の『十五年後の補習』を、松下奈緒主演でTBS系列でドラマ化されることが決定した。共演に市原隼人、鹿賀丈史らが名を連ね、本格心理サスペンスを繰り広げる。
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本作は15年前に発生した放火殺人事件で記憶を失った一人の女性が、辺境の国へ赴任中の恋人との間で交わされるエアメールを中心に、事件の真相が紐解かれる心理サスペンス。原作は「イヤミスの女王」の名で知られる人気ミステリー作家・湊かなえの短編集所収の一編。湊原作のドラマ化は、TBSのドラマでは、『夜行観覧車』(13)、『Nのために』(14)に続いてとなる。
松下が演じるのは、中学生の頃に同級生間で起きたある事件に巻き込まれ、ショックで事件前後の記憶を失った主人公・岡野万里子。子どもの頃から正義感が強く、一本気な性格の持ち主。事件から15年が経ったある日、昔の事件と関連した新たな殺人事件が起こり、失ったはずの記憶が断片的に蘇っていく。
そして松下演じる万里子の恋人・永田純一役を、市原隼人が務める。さらに、15年前の事件と現在の事件を共に担当する刑事・亀山隆三を鹿賀丈史が演じる。亀山は原作には登場しない、ドラマオリジナルのキャラクターであり、事件解決の糸口を探るため、万里子から封印された15年前の記憶を引き出そうとする。その他、朝倉あき、森永悠希らをはじめ鈴之助、大沢逸美、長野里美、多岐川裕美ら、実力派の俳優たちが脇を固める。
松下は本作について「サスペンスでもあり、ラブストーリーでもあると私は思いましたので、万里子と純一の心の動きを丁寧に演じたいと思いました」とコメント。また、「万里子が、純一さんとの手紙のやりとりや当時の話を聞いて真実を紐解いていく中で、知らなかったことを知っていく衝撃や驚きを大切に演じました」と、芝居するうえで心掛けた思いを明かしている。
『ドラマ特別企画 往復書簡~十五年後の補習』は9月30日にTBS系列にて20時57分~22時54分放送。