ブラッド・ピットの偽死亡記事にフェイスブックが警告「クリックすると危険」

女優アンジェリーナ・ジョリーとの離婚騒動でニュースを賑わしている俳優ブラッド・ピットが、偽死亡記事の被害に遭った。フェイスブックにブラッドが死去したと思わせる偽の追悼記事が出回っており、フェイスブックがリンクをクリックしないようユーザーに警告しているという。TMZなどの海外メディアが伝えた。
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現地時間27日に出回り始めた偽記事は「ブラッド・ピットよ、安らかに」という見出しのついたFox Newsのような見せかけだという。記事は偽物で、記事へのリンクをクリックすると、フェイスブックのユーザー名とIDの入力を促されるとのこと。入力してしまうとアカウントを乗っ取られる危険があるとして、フェイスブックはユーザーにリンクをクリックしないように警告しているそうだ。
ハッカーはこの手口でマルウェア(悪意のあるソフトウェア)にコンピュータを感染させ、ユーザーの情報を悪用しようとしているとのことだが、以前からそうしたマルウェアが検出されており、フェイスブックはユーザーに通知して駆除を手伝っているという。
すでにリンクをクリックしてしまった人達に対しては、FBIがパスワードを直ちに変更し、セキュリティソフトでウイルスの検出を試みることを勧めているそうだ。