カンヌ映画祭グランプリ受賞作、公開決定! 主演の仏イケメン俳優も来日

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カンヌ国際映画祭グランプリ受賞、アカデミー賞外国語映画賞カナダ代表作品となった、グザヴィエ・ドラン監督の最新作『たかが世界の終わり』が、2017年2月11日より全国順次公開することが決定した。また主演のギャスパー・ウリエルが来日することもあわせて発表された。
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「もうすぐ死ぬ」と家族に伝えるために、12年ぶりに帰郷する人気劇作家のルイ(ギャスパー)。母のマルティーヌ(ナタリー・バイ)は息子の好きな料理を用意し、幼い頃に別れた兄を覚えていない妹のシュザンヌ(レア・セドゥー)は慣れないオシャレをして待っていた。
浮足立つ二人と違って、素っ気なく迎える兄のアントワーヌ(ヴァンサン・カッセル)、彼の妻のカトリーヌ(マリオン・コティヤール)はルイとは初対面だ。オードブルにメインとぎこちない会話が続き、デザートには打ち明けようと決意するルイ。だが、兄の激しい言葉を合図に、それぞれが隠していた思わぬ感情がほとばしる…
「若き美しき天才」と称され、映画界のみならず世界のカルチャーシーンに閃光を放ち続けるドランは、2014年、『Mommy/マミー』ではカンヌ国際映画祭で審査員賞。最新作で切り撮るテーマは、「愛しているのに傷つけ合う『ある家族の1日』」。
この度来日を果たすギャスパーは、オドレイ・トトゥ共演の『ロング・エンゲージメント』で注目を浴びた人気俳優。その後、「ハンニバル」シリーズとして大きな話題となった『ハンニバル・ライジング』では若きレクター博士役で主演し、世界中にその名を知られる。2014年には、『サンローラン』で天才デザイナー、イヴ・サンローランに扮し、セザール賞にノミネートされた。
映画『たかが世界の終わり』は2017年2月11日より全国順次公開。ドラン監督が、カンヌで審査員賞を受賞した『Mommy/マミー』は、「クランクイン!ビデオ」にて配信中。