クランクイン!

  • クランクイン!ビデオ
  • クラインイン!コミック
  • クラインイン!トレンド

  • ウェブ全体を検索
  • このサイト内を検索

<TIFF2016>松山ケンイチ、吉田沙保里らメダリストの祝福に感激!「異種格闘技戦のような時間」

映画

『聖の青春』舞台挨拶にて
『聖の青春』舞台挨拶にて クランクイン!

関連 :

松山ケンイチ

東出昌大

森義隆

 俳優の松山ケンイチが2日、第29回東京国際映画祭(以下、TIFF)のクロージングを飾る映画『聖の青春』の舞台挨拶に共演の東出昌大、森義隆監督とともに出席。この日は “真剣勝負”に生きた天才棋士の人生を描いた本作にちなみ、レスリングの吉田沙保里選手、重量挙げの三宅宏実選手、カヌーの羽根田卓也選手ら五輪メダリストが祝福に駆け付け、これに感激した松山は、「異種格闘技戦を体験したような時間でした」と満面の笑みを見せた。

【関連】『聖の青春』舞台挨拶フォトギャラリー

 本作は、29歳でこの世を去った天才棋士・村山聖の生涯を綴った大崎善生のノンフィクションを、『宇宙兄弟』などの森監督が映画化した人間ドラマ。5歳で腎臓の難病ネフローゼを、27歳で膀胱がんを患った村山(松山)が、闘病しながら将棋の道を突き進んだ壮絶な人生を描く。東出演じるライバル・羽生善治との息を呑む死闘は圧巻だ。

 TIFFのクロージング作品に選ばれたことについて松山は、「とても光栄なこと。この映画祭を通して、将棋という日本の伝統的な文化、粋の美しさを世界中の方々に観てほしい」とアピール。さらに、「皆さんの人生の背中を押してくれる村山さんの生き様、そして、静かだけれど刀で斬り合うような真剣勝負もぜひ楽しんでいただければ」と満席の会場に向けて、本作の見どころを力強く語った。

 一方、村山のライバル羽生を演じた東出は、オファーを受けた際、「動きの少ない将棋が映画にすることに不安を感じた」そうだが、完成作品を観て、その思いは一変。「ここに映っていたのは、人としての生き方だったり、男同士の戦いだったり、これは世界共通のこと。ルールがわからなくても絶対に伝わるものがある」と確かな手応えを感じ、「将棋に人生を懸ける羽生さんを鬼のような思いで演じた」と振り返った。

 また、イベント終盤のクロストークでは、勝負師が大集合したことから、最近、「勝負したこと」というお題がだされると、三宅選手は「電車の乗り継ぎでどれだけ(目的地まで)早く行けるか勝負した」と可愛い挑戦を明かすと、松山は、「腹が痛くなって、エレベーターがこなくて…それと戦った」と告白。すると森監督が、「僕も松山くんと同じ勝負をしてて、30歳を過ぎてから2敗くらいしている」とぶっちゃけると、これに慌てた東出が、「国際映画祭ですよ!」と制し、会場の笑いを誘っていた。

 映画『聖の青春』は11月19日より全国公開、「第29回東京国際映画祭」は11月3日まで開催。

この記事の写真を見る

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る