英ヘンリー王子、ダイアナ妃が亡くなった後の日々を述懐「隠された感情があった」

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イギリス王室のヘンリー王子が、故・ダイアナ妃を亡くしてからの日々について、「隠された感情があった」と振り返っている。海外メディアE!Newsが報じた。
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ダイアナ妃の末っ子であるヘンリー王子は、ITVによるドキュメンタリー『Prince Harry in Africa(原題)』の中で、1997年に起こった自動車事故で母が亡くなったあとの日々を述懐。当時12歳だった彼は「本当の意味で実際に起こったことに対処していなかったので、隠された感情がたくさんあったし、そのことについては今でも考えたくない」とコメントしている。
現在ヘンリー王子は、メンタルヘルスのチャリティ「ヘッズ・トゥギャザー」や、エイズ患者を支援する「サンタバリー」を含む、複数の慈善団体で指揮を執っているが、これはダイアナ妃の影響だ。ダイアナ妃は生前、エイズに対して社会不安と誤認があったにも関わらず、いち早く患者のサポートに踏み出したことで知られている。初めてグローブをせずにエイズ患者を抱きしめ、手を握った王族でもあった。
「善い人になることは楽しく、悪い人になることは退屈です」と語るヘンリー王子は、今年6月のインターナショナル・エイズ・カンファレンスで、人気バンドのコールドプレイとともにチャリティーコンサートを開催。世界エイズデー(12月1日)には歌手のリアーナとともに、エイズの検査がいかに簡単であるかをPRしていた。