“名もなき少女”に何が起こったのか…『午後8時の訪問者』予告編解禁

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カンヌ国際映画祭で2度のパルムドールに輝いた世界的な巨匠コンビ、ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督による最新作『午後8時の訪問者』のポスタービジュアルと場面写真、さらに予告編も解禁された。
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同作は“名もなき少女”に何が起こったのかに迫るミステリー。診療受付時間を過ぎた午後8時に鳴ったドアベルへ応じなかった女医・ジェニー(アデル・エネル)。翌日、診療所の近くで身元不明の少女の遺体が見つかり、その足取りを追う中で次第に危険へと巻き込まれていく。
今回、公開されたポスタービジュアルの中心となるのは、ジェニーがドアの奥からこちらへ振り向いているという象徴的なシーン。「あの時、ドアを開けていれば――。」と、診療所へ訪れた“名もなき少女”の謎を意味するような印象的なキャッチコピーも目立つ。
また、併せて解禁された予告編ではさらに、少女の死の真相を探ろうとするも、たやすくたどり着けない物語の複雑さを表現。「彼女が何を伝えようとしたのか」「ジェニーが辿り着いたある真相とは」とその謎をさらに煽るかのようなナレーションと共に、ジェレミー・レニエ、オリヴィエ・グルメといったダルデンヌ兄弟作品の常連名優たちの姿も確認できる。
映画『午後8時の訪問者』は、2017年4月8日より全国順次ロードショー。