『魔女の宅急便』ミュージカル化!キキ役上白石萌歌&トンボ役阿部顕嵐で6月上演へ

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スタジオジブリの映画として知られる『魔女の宅急便』がミュージカル化されることが決定し、キキ役を上白石萌歌、トンボ役を阿部顕嵐(ジャニーズJr.)が務めることが明らかになった。上白石は「キキという女の子としっかり向き合って自由におてんばに、そして舞台の上で一緒に成長していけたら」と意気込みを語っている。
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『魔女の宅急便』は、児童文学作家・角野栄子氏が1982年~2009年に渡り執筆した全6巻の児童書。1989年には、宮崎駿監督がスタジオジブリで映画化し、魔女のキキが黒猫のジジとともに、新しい町で様々な壁にぶつかりながらも、空に憧れる少年トンボや、パン屋のオソノさんの助けを得ながら成長する姿を描き人気を博した。ミュージカル版である本作では、キキが町長から依頼された一番大きな行事に関わる仕事に挑む姿、そしてトンボとの恋模様に焦点が当てられる。
「スタジオジブリで映画化されたときに初めて知りましたが、とても空気感の好きな作品です」と話すキキ役の上白石は、「独り立ちをする、という意味では今の自分に少し似ているような気がします。わたしも今16歳で、キキと同じように日々悩みながら一歩ずつ大人に近づいていけるように努力しているところです」と共感している様子。また、「キキという女の子としっかり向き合って自由におてんばに、そして舞台の上で一緒に成長していけたらいいなと思います!」と意気込みを語っている。
一方「僕自身『魔女の宅急便』のDVDを持っていて、何回も繰り返し観ているほどのファンです」と作品への愛を打ち明けると阿部は、「キキとの恋の行方も、爽やかでキラキラした感じを受け取ってくだされば嬉しいです」とコメント。また原作者の角野氏も、「私も舞台があくのをわくわくして待っています。そう、不思議のジジもお忘れなく。二人と一匹は舞台を魔法でいっぱいにするでしょう」と期待を寄せている。
ミュージカル『魔女の宅急便』は、2017年6月1日~4日に新国立劇場・中劇場(東京/6回公演予定)、2017年8月31日~9月3日に梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ(大阪/7回公演予定)で上演予定。