『スーサイド・スクワッド』続編、メル・ギブソンが監督か

太平洋戦争での実話を描くアンドリュー・ガーフィールド主演『ハクソー・リッジ(原題)』で、日本時間27日に開催される第89回アカデミー賞監督賞にノミネートされているメル・ギブソンが、アメコミ映画『スーサイド・スクワッド』続編の監督に抜擢されるかもしれないという。
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The Hollywood Reporterによると、米ワーナー・ブラザースがメルの囲い込みに動いており、両者の間で初期段階の協議が始まっているとのことだ。しかし現段階では正式なオファーではなく、何も確約されていないという。
2006年に飲酒運転で逮捕され、ユダヤ人を差別する暴言を吐いてハリウッドで干された状態になったメル。旧友ジョディ・フォスターやロバート・ダウニー・Jr.が擁護し、2009年頃から再び映画出演するようになったが、大カムバックには至らずにきた。ここで『ハクソー・リッジ(原題)』がアカデミー賞にノミネートされた勢いに乗り、『スーサイド・スクワッド』続編でメガホンを取ることになれば、メルのキャリアに大きな転機が訪れることは間違いなさそうだ。
映画『フューリー』のデヴィッド・エア監督がメガホンを取った1作目は、キャストにウィル・スミスやジャレッド・レト、マーゴット・ロビーといった人気俳優陣を迎え、減刑と引き換えに決死の極秘ミッションに就いたデッドショットやジョーカー、ハーレイ・クインといった悪役キャラクター達の活躍を描いた。
続編に関して全米公開予定日などは未定。先にデッドショット単独映画とハーレイ・クインを中心に、DCコミックスの女性ヴィラン達が集結する『Gotham City Sirens(原題)』の制作が進められる。