英ウィリアム王子、英LGBT賞にノミネート

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2016年に英国王室の一員として初めてイギリスのLGBT誌「Attitude」の表紙を飾ったウィリアム王子。ケンジントン宮殿にLGBTの若者達を招待して、いじめや差別の体験やメンタルヘルスの問題などについて対談するなど、LGBTコミュニティに対する理解や差別撲滅を訴えてきたが、その功績を認められ同国のLGBT賞にノミネートされた。
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LGBT賞は世界中のLGBTの権利を強化することに貢献し、サポートを惜しまない個人に与えられるもので、ノミネーション発表と同時にオンラインでの一般投票が始まる。栄えある受賞者は現地時間5月12日にロンドンで開催される授賞式で表彰されるとのことだ。
LGBT賞には幾つかの部門があり、ウィリアム王子がノミネートされたのは「LGBT+CELEBRITY STRAIGHT ALLIES」部門。不平等や差別に苦しむLGBTコミュニティを支援するLGBT以外の有名人に贈られる賞で、過去には俳優ダニエル・ラドクリフや英ロックバンド「クイーン」のブライアン・メイなどが受賞した。
「LGBT+CELEBRITY STRAIGHT ALLIES」部門では歌手アリアナ・グランデ、女優エマ・ワトソン、女優アン・ハサウェイ、俳優パトリック・スチュワート、作家J・K ・ローリングなど、ウィリアム王子以外に9名がノミネートされている。