“砂漠の国境”で繰り広げられる極限のサバイバル『ノー・エスケープ』公開&映像解禁

『ゼロ・グラビティ』の共同脚本として知られるホナス・キュアロン監督の最新作『DESIERTO』の邦題が『ノー・エスケープ 自由への国境』に決まり、5月5日より公開決定。併せて、ポスタービジュアルと予告編が解禁された。
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本作は、第86回アカデミー賞で7部門を受賞した『ゼロ・グラビティ』の原点ともいえる作品。逃げ場のない砂漠という空間で、不法入国を試みる不法移民たちの姿を描く。構想8年をかけて完成したという本作は、第89回アカデミー賞外国語映画賞メキシコ代表に選ばれ、第40回トロント国際映画祭では国際批評家連盟賞を受賞し注目を集めている。
公開されたポスタービジュアルでは、ガエル・ガルシア・ベルナルが演じる主人公・モイセスがメキシコからアメリカへ、有刺鉄線でできた国境を越えて決死の不法入国を試みようとしている、緊迫感溢れる姿が映し出されている。
また予告編では、国境を越えてアメリカに入った主人公たちが、突如正体不明の襲撃者に襲われる衝撃的な映像が展開される。砂漠地帯で水なし、武器なし、逃げ場なし。彼らの命懸けの逃走にハラハラが止まらない、臨場感溢れる映像だ。
奇しくも、アメリカではトランプ政権が発足し、メキシコとの国境にいつ壁が作られるのか、全世界から注目されている。そんなさ中の公開だけに、本作も話題を呼びそうだ。
映画『ノー・エスケープ 自由への国境』は、5月5日より全国公開。