満島ひかり、永山絢斗との切ない恋を唄う『海辺の生と死』予告編解禁

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満島ひかりが4年ぶりの単独主演を務める映画『海辺の生と死』の予告編が解禁された。戦後文学史に残る伝説的夫婦の出会いを描く本作では、満島が歌う「奄美島唄」も切ない恋のものがたりを彩る。
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『死の棘』で知られる島尾敏雄と、その妻・島尾ミホがそれぞれ執筆した、鮮烈な出会いと恋の物語を映画化した本作。昭和19年、国民学校教員だった大平トエ(満島)は、新しく駐屯してきた海軍特攻艇の隊長・朔中尉(永山絢斗)とたがいに惹かれ合っていく。しかし、敵襲が激しくなる中、朔にもいよいよ出撃の日が迫ることに……。
今回、解禁された予告編は、戦時下でどうしようもなく惹かれあう二人の恋の始まりを思わせる仕上がりに。映像では、子どもたちに慕われるトエの日常の風景や、朔との初めての対面のシーンなどのほか、島の娘であるトエと本州からやってきたという朔の関係性を思わせる、“内地の男との恋は必ず女に涙をもたらす”という世界観を描く「奄美島唄」を口ずさむ満島の歌声も収録されている。
映画『海辺の生と死』は、7月29日より全国順次公開。