『プリティ・プリンセス』第3弾、原作者が脚本の存在を明かす

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オスカー女優アン・ハサウェイがブレイクするきっかけになったゲイリー・マーシャル監督作『プリティ・プリンセス』。2002年の1作目のヒットを受け、2004年には続編『プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング』が制作されたが、何度か浮上しては消えた第3弾企画が完全には白紙になっていないことを原作者のメグ・キャボットが語ったという。
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『プリティ・プリンセス』は内気で冴えない高校生のミアが主人公。ヨーロッパのジェノヴィア国という小さな国の王位継承者だったことが判明し、疎遠だった祖母の女王から英才教育を受けるというストーリー。アンがミア、ジュリー・アンドリュースがクラリス・レナルディ女王を演じた。
2016年にマーシャル監督は他界したが、アンとジュリーは監督へのトリュビュートとして第3弾を実現させたいと語っていた。3作目のストーリーについてアンにはアイデアがあるとのことだった。
キャボットはEntertainment Weeklyとのインタビューで、関係者の間にはマーシャル監督へのトリビュートとして、第3弾を制作する関心があると認めたという。発言に注意を払い、脚本が存在すること以外は何も明言しなかったそうだが、「どうなるかしらね。言われているとおり、現実になるかも知れないわ」とキャボット。笑いながら「言うことを禁止されているのよ」と述べ、「でも(第3弾は)本のほうではなく、映画の展開に沿う形になるかしら。最後に読んだ脚本では、ミアは異人種間の妹がいることを発見することはなかった。個人的にはそのほうが面白いと思うけど、脚本ではその方向には展開してなかったわ」と明かしたという。
キャボットが執筆した『プリンセス・ダイアリー』シリーズの姉妹本『From the Notebooks of a Middle School Princess(原題)』シリーズでは、ミアよりもだいぶ年下の腹違いの妹オリヴィアが主人公になっている。