『デッドプール2』撮影中にスタント女性が事故死 R・レイノルズが追悼コメント

カナダのバンクーバーで現地時間14日、ライアン・レイノルズがタイトルロールを演じる大ヒット映画『デッドプール』の続編のアクションシーン撮影中に、スタントダブルの女性ジョイ・SJ・ハリスがオートバイで事故に遭い死去したことが明らかになった。Us WeeklyやDeadlineなどの海外メディアが伝えた。
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Deadlineによると、ジョイはプロのロードレーサーとのことだが、スタントとして映画作品に参加したのは『デッドプール』第2弾が初めてだったという。ジョイはザジー・ビーツ演じるドミノのスタントダブルだったとのこと。屋外での撮影でジョイがバイクのコントロールを失い、ビルの全面ガラスに衝突したという。そのシーンでドミノがヘルメットをかぶっていないため、ジョイもヘルメットなしでバイクを運転していたとのことだ。
今回の事故を受けて主演のライアンは声明を発表。事故が起き、死者が出たことを伝えると「我々は失意にあり、ショックを受け、大きな打撃を受けています…。彼女のご家族や愛する人々が現在、抱えている悲痛は計り知れません。心からお悔やみ申し上げます」と哀悼の意を表した。
監督を務めるデヴィッド・リーチも「今回の悲劇について僕も作品に携わるクルーも気持ちを表す言葉が見つかりません。この辛い時期にご家族やご友人達のお心を察し、お悔やみ申し上げます」と、声明を通じて弔意を示した。
リハーサルは前日の日曜日に終日、そして月曜の当日も本番の前に5回以上の通しで行ったという。撮影は直ちに中断され、現時点で再開の日程は明らかになっていないとのことだ。