松岡茉優「こじらせ女子に届けば」『勝手にふるえてろ』東京国際映画祭コンペ部門に

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松岡茉優が初主演を務める映画『勝手にふるえてろ』が第30回東京国際映画祭のコンペティション部門にノミネートされ、松岡のコメント映像が到着した。
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本作の原作は『蹴りたい背中』で第130回芥川賞を受賞した作家・綿矢りさによる恋愛小説。『恋するマドリ』などで現代の女性を優しい視線で描いてきた大九明子監督がメガホンを取る。
今回、映画初主演となる松岡が演じるのは、24歳のOLヨシカ。中学の同級生「イチ」へ10年間片思い中だが、突然暑苦しい会社の同期「ニ」に告白される。「ニ」との“リアル恋愛”に乗り切れず、“脳内片思い”の「イチ」と再会するため、ヨシカは同窓会を計画するのだが…。
「イチ」を『君の膵臓をたべたい』北村匠海、「ニ」を黒猫チェルシーのボーカルであり、映画監督、俳優としても活躍する渡辺大知が務める。
松岡は「大九明子監督をはじめ、原作の綿矢りささんも女性であり、本当に多くの女性スタッフが集まって作った作品です。全国の“こじらせ女子”や、ちょっと背中を押してほしい女の子たちにこの作品が届けばいいなと思いながら作りました」と作品への思いをコメント。「きっと、たくさんの女の子たちの背中をツンツンと、つつける様な作品になっているはずです」とアピールしている。
映画『勝手にふるえてろ』は12月23日より公開。