エアロスミス、スティーヴン・タイラー急病で南米ツアーをキャンセル

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1970年から活動を続ける米ロック界の大御所バンド「エアロスミス」が、“さよならツアー”の可能性のある「Aero‐Vederci」ワールドツアーの南米4公演を中止したという。理由はバンドのフロントマン、スティーヴン・タイラーに「予期せぬ医療問題」が起きたためとのことだ。
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バンドは現地時間26日、公式フェイスブックなどSNSを通じて「残念ながら予期せぬ医療問題により、リードシンガーのスティーヴン・タイラーが緊急の治療を要し、現時点では旅行やパフォーマンスすることにドクターストップがかかっています。そのため南米ツアーの残り4公演をキャンセルします」と声明を発表した。
中止になったのは現地時間27日から10月7日の間に予定されていたブラジル、チリ、アルゼンチン、メキシコでの4公演。スティーヴンは中止になった4公演のエリアのファンに謝罪すると共に、「医師の命令により昨晩、サンパウロ公演後にアメリカに帰国しました」と説明。「心配しないでください。命にかかわる状況ではありませんが、今後パフォーマンスを続けるためにはただちに対処して休息を取り、治療を受ける必要があります」と続けている。
適切な休息と治療で完治するとのことだが、病名は明かされていない。