エミー女優ジュリア・ルイス=ドレイファス、乳ガンを告白

海外ドラマ『となりのサインフェルド』や『Veep/ヴィープ』などで人気を博す女優ジュリア・ルイス=ドレイファス。17日に開催された第69回エミー賞では『Veep/ヴィープ』で6年連続主演女優賞に輝いたばかりの彼女だが、その矢先に乳ガンと診断されたことを明らかにした。
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28日、ジュリアは自身のツイッターにタイプ打ちされたメッセージのビジュアルを投稿。「女性の8人に1人が乳ガンになる。現在、私はその1人です」と、乳ガンを患っていることを伝えた。
続けて「いい知らせは、サポートして気にかけてくれる家族や知人といった最高に素晴らしい集団が私にはいるということ。組合のお陰で申し分ない保険もあります」と綴り、「悪い知らせは、女性全員が(自分のように)こんなにも幸運ではないということ。だからあらゆるガンと闘って、国民皆保険制度を現実のものにしましょう」と、行き渡った医療制度が重要であることを訴えた。
E!Newsによると、ジュリアはエミー賞授賞式の翌日に乳ガンの診断を受けたという。彼女が主演を務める『Veep/ヴィープ』は2018年に放送予定のシーズン7をもって終了するが、その決定に病気は影響していないとのことだ。
同ドラマを放送する米HBO局や、ニュースを聞いた女優クリスティナ・アップルゲイトやアナ・ケンドリックらから、ジュリアに励ましの言葉が寄せられており、ジュリアの代理人は「ジュリアは多数寄せられている応援や励ましの言葉に心から感謝しています」とコメントしたという。