最恐ホラー『IT/イット』、原作S・キングが明かす“それ”と子供たちの関係とは

11月3日公開の最恐ホラー『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の原作者スティーヴン・キングのコメント入り特別映像が公開された。本作は全米でホラー映画の金字塔『エクソシスト』の興行収入記録を超え、R指定ホラー映画の史上最高記録を更新中だ。
【関連】『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』フォトギャラリー
ホラー小説界の頂点に君臨するキングの小説の中でも、これほど恐れられた作品はないとされる『IT/イット』。タイトルの『IT/イット』とは、ストーリーに登場する悪役のピエロ・ペニーワイズ(映画ではビル・スカルスガルドが演じる)のこと。“それ”は子供たちにしか姿が見えず、一度見えてしまうと排水口だけではなく、自宅の地下室、バスルーム、図書館、そして町の中にも現れ子供たちを襲い、神出鬼没、変幻自在の“それ”からは、決して逃れられることができない。
ストーリーを作り上げたキングは、「子供は想像力が豊かだ。大人たちよりも信じる心があるし色々と気づく。『IT/イット』に登場する子供たちは迷信深いがなんでも信じるわけではない」と子供たちの持つ性質を明かし、「あの怪物と戦えるのは子供たちだけだ。怪物の存在を信じるのは唯一子供たちだから」と子供らの純粋さが“それ”と戦うことの出来る武器になるとも伝えている。
また、本作のメガホンをとったアンディ・ムスキエティ監督は「一味ちがうホラー映画だ。友情を描き、約束することで悪に立ち向かえることを描く」とキングが手掛けた原作が特別であると語る。
今回の特別映像では、“それ”に立ち向かう子供たちを演じたビル役のジェイデン・リーバハーやベバリー役のソフィア・リリスもコメントを寄せている。
映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』は、11月3日より全国公開。