『ムーラン』実写映画化、主演が中国出身のリウ・イーフェイに決定

米ディズニーが進めている1998年のディズニーアニメ『ムーラン』の実写映画化。制作が伝えられるとともに、アジア人女優のキャスティングを求める署名運動が巻き起こっていたが、主人公のムーランを演じる女優が、中国出身のリウ・イーフェイに決まったと、VarietyやThe Hollywood Reporterなどの海外メディアが伝えた。
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映画『ザ・レジェント』や『第3の愛』などに出演するイーフェイは現在30歳。主演女優をキャスティングするにあたり、製作側は若い中国系の女優にすると決めていたという。武術を体得し、英語が話せてスター性を兼ね揃えた女優として、1000人近い候補者の中からリウに白羽の矢が立ったとのことだ。
中国の漢詩集『木蘭辞』をベースに、年老いた父親に代わり、男子に扮して兵士になる女性ムーランの活躍を描く本作。映画『クジラの島の少女』や、12月15日に日本公開される映画『ユダヤ人を救った動物園 ~アントニーナが愛した命~』の女性監督ニキ・カーロがメガホンを取る。脚本は映画『ジュラシック・ワールド』のリック・ジャッファやアマンダ・シルヴァーらが執筆する。
当初、2018年11月2日に全米公開が予定されていたが、現在は2019年公開を目指しているとのこと。他のキャストは不明。主演女優が決まったことで、急ピッチで制作が進むことが予想される。