高畑充希、“68歳の新入社員”草刈正雄と異色タッグ SPドラマにW主演

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高畑充希と草刈正雄が、夏に放送となるカンテレ・フジテレビ系の2時間スペシャルドラマ『68歳の新入社員』にダブル主演することが発表された。高畑は「どの世代の方にも、奇をてらうことなく刺さる、素敵なお話です」とコメントを寄せている。
【写真】『68歳の新入社員』メインカット&場面写真
本作は、『ひよっこ』で知られる脚本家・岡田惠和によるオリジナル作品。物語の舞台は、昔ながらの味で客に親しまれてきた老舗の和菓子会社・羊堂本舗。前職での実績を買われてヘッドハンティングされ、新規事業開発を引っ張るOL・繭子(高畑)は、若手社員5人からなる「チーム工藤」を率い、最初に手掛けたキャラクターグッズがそこそこヒット。しかし、次の商品にかかる社内の期待は大きく、日々見えないプレッシャーに苛まれていた。そこに追い打ちをかけるように、彼女はある日突然、40歳も年上の部下・仁井本(草刈)を抱えることになる。
カンテレ・フジテレビ系のドラマで初主演を務める高畑は「撮影期間は10日間程でしたが、夢のような時間でした。まず岡田さんの脚本が素晴らしく、せりふがわざわざ脳みそを通らない、というか、役がそのせりふを言うだけで、どんどんその気持ちにしてもらえるような。言葉に手を引かれているような安心感がありました」と回想。草刈との共演については「掛け合いも、私にとって満たされ過ぎて怖いくらいの瞬間が何度もありました。もうずっとやっていたいなぁ、と、ホワホワした気持ちでした。あの時間は、私にとっての財産です」と話している。
一方、羊堂本舗を一度は定年まで勤めあげ、引退生活を送っていた仁井本を演じる草刈は、「いやあ~もう、ホントに素敵な本だったので、これをやれるのは役者冥利につきると思いました」とコメント。高畑に関しては「前から気になっていた女優さんだったので共演出来て嬉しかったです」といい、「無理なく素直に役に入れました。本が良いということです。別に何の先入観も無く楽しんで下さい。このドラマは、これからの時代のテーマではないでしょうか?」とも語っている。
スペシャルドラマ『68歳の新入社員』はカンテレ・フジテレビ系にて2018年夏に放送。