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『ミッション:インポッシブル』シリーズ初の続投監督! C・マッカリーの軌跡

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『ミッション:インポッシブル』シリーズ初の続投監督、クリストファー・マッカリー(中央)
『ミッション:インポッシブル』シリーズ初の続投監督、クリストファー・マッカリー(中央)(C)2018 Paramount Pictures.All rights reserved.

 トム・クルーズが主演を務める大人気アクションシリーズの最新作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』。本作でメガホンを取るのは、前作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』でも監督を務め、シリーズ初の続投監督となるクリストファー・マッカリー。トムとの共作映画は9本にのぼる盟友だ。今日(6月12日)はそんなマッカリー監督の記念すべき50回目の誕生日!そこで、マッカリー監督の軌跡を改めて振り返ってみたい。

【写真】『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』ポスタービジュアル

 主演のみならずプロデューサーも務めるトムの徹底的なこだわりによって、毎回違う監督を起用し多彩なテイストを取り込み、作品を重ねるごとに様々な側面を披露し続けている『ミッション:インポッシブル』シリーズ。これまでブライアン・デ・パルマやJ・J・エイブラムスなどの人気監督がメガホンをとってきたが、今回、初めて2作品連続でマッカリー監督がメガホンをとることになった。

 映画監督、脚本家として活躍する彼は『ミッション:インポッシブル』シリーズの他、『ワルキューレ』(2008年)や『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014年)『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』(2017年)など、トムとは10年以上にわたって9本もの映画を共作している。

 高校卒業後、興信所での勤務を経て、ニューヨーク市警察へ進もうとしていた矢先に学友のブライアン・シンガーから脚本執筆に誘われてデビューを飾るという異色の経歴を持つマッカリー。最初の作品『パブリック・アクセス』が1993年サンダンス映画祭グランプリを獲得し、脚本家としてのキャリアを華々しくスタートさせると、早くも1995年には『ユージュアル・サスペクツ』を執筆し第68回アカデミー賞脚本賞を受賞。一躍ハリウッドのトップへ登りつめた。

 前述の作品の他にもトムと数多くの作品を共作した後、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』で満を持してシリーズに参加。スーツ姿のトムが、飛び立とうとするジェット機にしがみつき、そのまま離陸するという前代未聞のスタントが話題となり、公開後はファンの間で“最高傑作”と評価される一本となった。

 今年4月に行われたシネマコンで俳優として初のパイオニア・オブ・ザ・イヤーに輝いた際の受賞スピーチでトムは、「クリス・マッカリーにお礼を言わないといけない。いつもありがとう。僕たちは一緒に9本映画を作ったんだ。僕がいつもただ彼と仕事をしたいと言うのは本心だよ。僕たちは『ミッション』を今作っている。次は何をやろうか?」と今後も共に映画を作っていくことを望み、壇上から改めてラブコールを送っている。

 そんなマッカリー監督がトムと共に再び作り上げたシリーズ最新作では、イーサン・ハント(トム)とIMFチームが、72時間以内に世界各地で発生する同時核爆発を未然に防ぐというミッションに挑む。手がかりも少ない正体不明の敵を追いながら、CIAの凄腕エージェントとも対決することになるイーサンに“フォールアウト(予期せぬ余波)”が襲いかかる。

 映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』は8月3日全国公開。

■クリストファー・マッカリー監督のフィルモグラフィー
・脚本作品
『パブリック・アクセス』(1993年)
マッカリー初脚本作品。ブライアン・シンガー監督のデビュー作。

『ユージュアル・サスペクツ』(1995年)
二作目にしてアカデミー賞脚本賞を受賞!

『ウルヴァリン: SAMURAI』(2013年)
大人気アメコミシリーズの脚本も手掛ける。

・監督・脚本作品
『アウトロー』(2012年)
二度目の監督作品&トムと二度目の共作映画。

『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(2015年)
“シリーズ史上最高傑作”との呼び声高い1本を作り上げた。

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