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中山優馬、主演舞台『The Silver Tassie 銀杯』でフットボール選手に

エンタメ

 俳優の中山優馬が、日本を代表する演出家・森新太郎演出の舞台『The Silver Tassie 銀杯』に主演し、第一次大戦期のフットボール選手を演じることが分かった。

【写真】『The Silver Tassie 銀杯』フォトギャラリー

 『The Silver Tassie 銀杯』は、今から90年前の1928年にアイルランドの劇作家ショーン・オケイシーによって書かれ、翌年ロンドンで初演された戯曲。第一次世界大戦中のアイルランドを舞台に、銀杯(優勝カップ)を獲得し、輝かしい将来を嘱望された一人のフットボール選手、ハリー・ヒーガンが戦地へと召集され、人生を一変させてしまう物語になっている。

 本邦初演となる今回の公演では、主人公であるヒーガンを中山が担当。また、本作はストレートプレイ(セリフ劇)ではあるものの、多くの歌に彩られており、中山も複数のナンバーを歌い、さらに楽器も演奏する予定となっている。

 今回の作品を演じるにあたって、森が演出する舞台を鑑賞したという中山は「背筋が伸びる思いというか、神経を研ぎ澄ませて、全力で挑まないと自分には務まらないなと思いました」と語り、そして「きっと稽古の段階から濃厚で密な時間を過ごせると思います。どの様な形に仕上がったのか、是非劇場で確かめて下さい。一生懸命頑張ります」と熱く意気込みを語った。

 舞台『The Silver Tassie 銀杯』は11月より東京・世田谷パブリックシアターにて公演。

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