『デッドプール2』、ファンタスティック・フォーが出演の予定だった

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第四の壁を破壊して、観客に話しかけてくる破天荒ヒーローの活躍を描く『デッドプール』シリーズ。2018年に第2弾となる『デッドプール2』が公開されたが、当初の予定どおり、第1弾の監督ティム・ミラーが第2弾を監督していた場合、同じマーベルヒーローのファンタスティック・フォーの面々が登場していたかもしれないという。
【写真】ティム・ミラー版『デッドプール2』出演!?『ファンタスティック・フォー』の4人(マーベルのイラストレーター、A・ロザーノによるコンセプトアート)
R指定のアクションコメディとして大ヒットした『デッドプール』。当初はライアンとミラー監督の再タッグで続編が製作される予定だったが、両者の間でクリエイティブ面に関し意見が分かれてしまったため、ミラー監督が降板するに至ったと報じられた。
ミラー監督とライアンの間にどのような考えの違いがあったかは不明だが、マーベル・エンターテイメントのイラストレーターで、ミラー監督版のコンセプトアートを担当していたアレクサンダー・ロザーノによると、ミラー監督版にはファンタスティック・フォーのメンバーが登場する予定だったらしい。
ロザーノ氏は自身のインスタグラムに「ティム・ミラー版『デッドプール2』のキャラクターデザイン」と題して、ドミノやケーブルなどのコンセプトアートを公開するとともに、2015年のリブート版『ファンタスティック・フォー』のインビジブル・ウーマン(ケイト・マーラ)、ヒューマン・トーチ(マイケル・B・ジョーダン)、Mr.ファンタスティック(マイルズ・テラー)、ザ・シング(ジェイミー・ベル)のコンセプトアートを公開した。ミラー監督はザ・シングに関しては特に、コミック版のザ・シングをスクリーンに蘇らせることにこだわっていたという。
ミラー監督が『デッドプール2』を撮っていたら、どのような作品になっていたか、今では知るよしもないが、ファンタスティック・フォーのカメオ出演がなくなった代わりに、デヴィッド・リーチ監督版にはパニッシャーが一瞬だけ登場。ブラッド・ピットが演じているというサプライズがあった。
引用:https://www.instagram.com/alexanderlozanoart/